今年一番読みたかった本DONE

今年一番読みたかった本

コモンセンス。翻訳すると「常識」。
「人種のるつぼ」や「サラダボール」という名前がつくほどいろんな人種がいるアメリカで、「この本に書いてあることは常識だからね、皆読むべし」と。すごい。

千利休も興味があったけど、このコモンセンスも興味があった。なぜなら、中学校レベルの歴史の教科書に書いてあるものは本当に必要最低限、逆に言えば歴史の大転換になったような出来事しか載っていないはずなのに「トマス・ペインが書いたコモンセンスが〜」と悠々に記述されている。中学で習う歴史の中で記述されている文献は(ましては海外のものなんて)ほとんどない。

ずっと読みたいなぁと思いながらも本屋でなかなか売っておらず、結局amazonで買っちゃいました。

本題

このコモンセンスはもともとパンフレットだったようで、ページ数は少ない。内容はアメリカという国を作ってイギリスから脱退しよう!という内容。初志貫徹でイギリス政府を批判する。

まず、その批判する文章が最高にうまい。事実や数値的データ、過去の事例を挙げて説明される。だけど数字だらけの傲慢な説明ではなく、説明するのに必要最低限のデータのみを挙げている。よくある日本人は他人や物事を批判することに長けていないと言われるが、この本の批判は的確でぐうの音も出ない。

内容もさることながら、文章センスが高い。短文、かつリズムが良い。韻を踏んでいるラッパーのように。シンプルな言葉で書かれているので、全然難解な文章ではない。

先ほど申し上げたように、文章量も良い。政治の内容がガツガツ書いてあると疲れてしまうけど、この量であればささっと読める。

結論

やはり歴史を変えた本は、クオリティが異常に高い。来年はシェイクスピアの本を全冊読めたらなと思います。