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NAKAMURAYU

1pxのモザイク

オルゴールの歴史

ずいぶん前、京都の嵐山にあるオルゴール博物館に行ってきた。

オルゴール博物館 | 京都嵐山オルゴール博物館

 

ここ、こじんまりとした博物館なんだけど、とってもいい場所だった。
写真を撮ることが難しいので、言葉でしか説明できないのが残念だけど。。

そもそも音楽の歴史はご存知ですか?

ブルーレイ→DVD→MD→CD→カセット→レコード→???
レコードの次は?

そう、オルゴール。
多分同世代の人たちはレコードなんて見たことない人が多数(これを言うと上の世代に驚かれる)だと思うけど、レコードの1世代前のオルゴール、深い。

オルゴールはどこの国から生まれた?

時計の国、スイス。そもそも時計職人の暇つぶし?で作られたとか。

オルゴール - Wikipedia

オルゴールの種類は?

オルゴールの種類は主に2種類。

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↑これが円盤型(ディスク)

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↑これが円筒型(シリンダー)

(両写真wikipediaから画像を拝借)

 

おそらくみなさんが小学校の時に作ったことがあるのはシリンダー型。
だけど進化していったのは円盤型。

オルゴールって何がすごいの?

昔、音楽っていうのは貴族特権だったんです。モーツァルトやバッハをはじめとした当時の音楽家の人たちは、王様に音楽を提供するのが仕事だった。つまり、昔は貴族しか演奏を聴くことができなかった。

そんな中、オルゴールは自動で演奏してくれる生演奏だった。

だから庶民の間でもオルゴールは貴重のものだった。それに目をつけたナポレオンが、オルゴールに宝石やタバコ入れのように機能を持たせた。それを褒美にもしていた。

ナポレオンのオルゴール:オルゴールと時計の杜のうた

だから発祥はスイス、流行ったのはフランス。その後、円盤型がアメリカではやり、駅などにジュークボックス(自動販売機ぐらいの大きさのお金を入れると演奏するようなもの)が設置され、全世界的にオルゴールが流行っていった。(ざっくりと)

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www.musicbox.co.jp

このぐらいの時代になるとジュークボックスの下方に円盤がたくさん保管されていて、好きな音楽を聴けるようになっていたらしい。巻き戻しや早送り、一時停止機能もあった。本質的に人間が音楽に求める機能はこの時代から全て揃っていた。時代を超えても音楽に求めるニーズは変わらないのかもしれない。

オルゴールって何が面白いの?

現在、昔のオルゴールは残っているけど時計職人が減ったり技術が継承されなかったりして、現職人では修理できないオルゴールが多々ある。

さらに、昔のナポレオンのようなお金を持っている人たちが作ったものなので、高級な素材(宝石や金属類)を使って作られた、今の価値でいうとウン億円とかするようなオルゴールが存在している。たかがオルゴール、されどオルゴール。ちなみに上のジュークボックス型の音色は、ピアノの音階12個分ぐらいある、と説明された。超贅沢な音色が聴けるオルゴールもたくさん存在する。

オルゴールミュージアム内で案内してくれたおっさんが一言。

「実は、現存しているオルゴールは数が少ないんです。申し上げた通り、当時のオルゴールはかなり貴重な素材が使われていました。その後、世界大戦でアメリカやフランス、日本をはじめとした国々で、オルゴールは戦争の武器に変わってしまったのです。それでもなぜオルゴールが残っているのかというと、一部のマニアが戦争時でも隠すほどオルゴールが魅力的だったのと、発祥のスイスが戦争をしない国だったからなんですよ。ですからスイスが戦争国だったら、現代でもオルゴールはほとんど残っていなかったかもしれません。

そして現代では誰もがいつでも音楽を聴ける時代になりましたが、当時の人たちは楽器の音色を聴いていたのに対し、現代ではデジタル音しか聴く機会がない人がほとんどではないでしょうか。」

深い。

深すぎる!

 

 

 

*聞いた話をざっくり書いただけなので、どこか間違いがある可能性がございますのでご了承ください